私は今までの経験と知識をフル稼動させて考えたところ、この流れはもう一つしかないと確信しました。そうです、先輩はやきもちを焼いているんです。きっとそうだ、先輩とは本当に今まで色々ありました。でも、福士くんと私が本当に付き合うことになったら、それも終了。めちゃくちゃ悪趣味だと思いますが、先輩はなんだかんだこういうのが好きだったのかもしれない。ていうか、先輩、まさか私のこと本当は･･･本当は･･･！！！
*************************************************************************
今、俺がやきもちを焼いてるって思ってるでしょう？ 見え見えすぎて面白い（笑）。
え！？！？ まさか先輩･･･エスパー･･･？
相変わらずバカか（笑）。とにかく、俺は彼氏作りなんてしなくていいと思うけどな。
･･･先輩、何が言いたいのかもう全然分かんないです。
*************************************************************************
結論：先輩は相変わらず小悪魔。
せっかくハロウィンデートの相談をしに先輩に会いに行ったのに、ハロウィンデートの演出なんて全く話題に上がらないまま終わってしまいました。ていうか、むしろ彼氏作り自体を否定されちゃいました。前に先輩が出演した回では、何でも協力するって言ってくれたのに！
でも、何だか嬉しかった自分がいたことに気付いて、私の心はざわついていました。先輩には彼女らしき人もいた（ような気がする）し、数えきれないくらい心を弄ばれたし、恋愛対象ではないことはもう周知の事実なんですが！！ ･･･でもなんか！！ なにこの胸のざわつき！！！
前回は福士くんにメロメロだったくせに、また振り出しに戻ったのかよ･･･と読者の皆さんは、げんなりしてしまっているでしょう。申し訳ありません。自分でも自分が分からなくなってきました。自分探しが必要なのかもしれません。
さて。前連載も含め、丸々半年間色々なことに翻弄されてきた私でしたが、編集部にご相談の上、次回で最終回とさせて頂くことになりました。相変わらずぐだぐだな私ですが、最終回も読んでくれたら嬉しいです。
ではまた来週。はるのんでした。
