こんにちは、女子大生ライターのオルカです。
今回は昨年2017年の「女子大生流行語」を発表したいと思います! ・・・が、2017年の女子大生の流行語には、その年に突如現れた言葉というよりも、2016年以前から聞いたことはあるけれど身近ではなかった、もしくは「何それー!」と揶揄し自分で使うことはなかったものが、今年に入ってじわじわと日常に溶け込み、気が付けば自分の口からも発せられていた、というパターンが多いような気がするのです。そのため流行語自体は、何度か見かけたことのある字面で新鮮味が薄いはず。
というわけで、その言葉の意味や使い方を詳細に解説することを試みてみました。
マ?
「マジ?」の略です。ちなみに「それマジ?」の略は「そま?」です。
「了解」が「りょ」を経て「り」と表記されるようになったように、もともと短かった言葉がさらに略された例。しかし「り」が単なる短縮形なのに対し、「マ?」は原型にと若干異なるニュアンスが含まれているような気がします。
というのも、「マジ?」の場合は怪訝そうな顔でローテンションで言うイメージがありますが、「マ?」にはもう少しそこに、瞬発力と大袈裟に驚いている感じが加わるのです。言い換えるならば、「マジ?」に怪訝そうな顔で瞬発的に発せられる「は?」が融合したといえますでしょうか。「は?」と言うと感じが悪いので、驚きの意味だということを強調して「マ?」が最適なのです。
私も初めは抵抗があったのですが、一度つかってしまうと口癖のようにすらなるのが「マ?」の流行語力。さすがに仲のいい同世代にしかつかいませんけどね。
卍(まんじ)
私自身は「まじ卍」と、声に出して言ったことはほぼないのですが、「これは本当にオススメ卍」とか「最高過ぎた卍」のように、絵文字の一種として使用していました(過去形なのは、2017年前半には使っていたけれど最近は使っていないから)。
そしてこの場合の「卍」は強調の意味も含んでいるのですが、これが「!」だと「オススメ(⤴)」となるところを「オススメ(→)」という語調にできるため、クールに強調できるというのがポイントです。カッコつけているのを自覚しながらカッコつけている状態、といいますでしょうか。
ちなみに先日鎌倉へ行った際、道で本物の「卍」の標識を見つけたときはさすがに、「まじ卍・・・」と小声で呟いてしまいました。
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