5. 主人公が分析野郎
主人公の拓人が、とにかく分析野郎。つまり、何に対しても第三者的で一歩引いたところから物事をみてしまうのです。拓人役の佐藤健さんは、「拓人と朝井リョウがつながった」「浅井リョウを演じようと思った」とコメントしており、これはもしかすると、作中の拓人の言動を追っていれば、「浅井リョウ」が“何者”なのか、理解できるかもしれないと考えました。ちなみにわたしも分析野郎でして、この作品を観ていると本当に心臓が痛くなります(2回目)。
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6. 「就活はダウトのようなもの」
これは作中での拓人の言葉です。四年前、就活生だったわたしは、拓人と同じように考えていました。「ただ、ダウトに勝てばいい」。今思えば就活を成功させるのに必要なのは、それだけだったのかもしれません。ただ、わたしにはそれができませんでした。ダウトをプレイするのを途中でやめたんですよね。そして、流れに身を任せて今に至るわけです。みなさんの“就活”はどんなものでしたか? この映画を観て振り返ってみるのも良いかもしれません。
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