「絶対遅れられない案件の締め切りまで、あと1時間・・・!」
追い込まれるとつい気持ちが焦りがちですが、忙しいクリエイターにとっては、ある意味ここからが勝負。締め切り前のざわついた心を落ち着けてくれる哲学者・ニーチェの名言を5つ、ご紹介します。
名言 その1
世界には、きみ以外には誰も歩むことのできない唯一の道がある。
その道はどこに行き着くのか、と問うてはならない。
ひたすら進め。
引用:『この人を見よ』
「この仕事量、あと1時間で終わるはずないし」
「もし間に合わなかったらクライアントから大目玉だ・・・」
今まさに締め切り前を迎えているあなたの頭の中には、そんな考えがよぎっているのではないでしょうか。でもよくよく考えてみれば、これらはすべてまだ起こっていないこと。未来がどうなるかは分からないのです。ムリゲーな案件でも手をつけはじめたらあれ、1時間で終わっちゃった! ってことも、ある・・・かも・・・?
名言 その2
昼の光に、夜の闇の深さが分かるものか。
引用:『ツァラトゥツトラはかく語りき』
デスクで頭を抱えている自分をよそに、仕事から解放されて楽しげな同僚・・・。言い知れない憎しみがわいてきたら、ぜひつぶやいてほしい言葉がこちらです。「パーッと飲みに行きたい! 帰ってゴロゴロしたい! けど、アイツらには分からない深みを、今俺は経験しているんだぜ・・・」と思えれば、この修羅場にもちょっと意味があるような気がしてこなくもないのではないでしょうか。
こちらは、村上春樹さんも『風の歌に聴け』のラストで引用した折り紙つきの名言でもあります。深夜作業中のデスクでつぶやけば、小説の主人公気分を味わえること請け合いです。