こんにちは、旅人マリーシャです。
わたくし、”職業旅人”なんですが「職業旅人って一体何してんのさ?」ってよく聞かれます。
はい、実際に旅をしている時以外はこうして記事を書いたり、ラジオやトークショーで喋ったり、その他何でも屋として色々やりながら、ギリギリご飯食べています。
つまるところ、わたくし”職業旅人兼何でも屋”なんですが、そのようなお仕事させて頂く時に必要なのが旅の写真。「旅人っぽいやつちょーだい」と、”旅感”のある写真を求められます。というわけで、今回は誰に見せても喜んでもらえる旅感満載のドヤ写真を用意。
自由な旅人が今の気持ちで選んだベスト5を紹介したいと思います。
それでは、レツゴ!
5位:エジプトのピラミッド
世界ふしぎ発見のミステリーハンターになりたかった私にとって、この「ミステリー感」はたまらず。有名なギザのピラミッドだけでなくエジプトにはたくさんのピラミッドがあるけど、どれをとってもピラミッドの醸し出す旅感は強いです。
ちなみにラクダに乗ることでと絵的にも絶対的なイイ味を出してくれるので、ぜひ乗りたいところ。それによって、エジプト人のラクダ引きによるボったくり事件ももれなく付いて来ますがそれもまた旅。
4位:ボリビアのウユニ塩湖
旅好きなら誰しもが行ってみたいと憧れる、南米ボリビアのウユニ塩湖。
湖に映った天地が逆さまに見えるような景色は鏡張りと呼ばれ有名で、ウユニ塩湖だけの写真集も存在するほど神秘的な絶景なのです。しかしその美しい鏡張りの写真を撮るには水面が停止していないといけません。
風があったり人が歩いてしまうと水面が揺れてしまうため、撮影はそう簡単ではないのです。天気や風、カメラの質、撮影の腕の良さ、全ての条件が揃えば、かなりとんでもない写真が出来上がるでしょう。
奇跡の一枚が撮れたら1位を狙えるかなりポテンシャルの高い場所なのですが、私も撮影するのに苦労した内の一人であり、「ウユニ感」はちと弱いということで4位。
それでも、「これウユニ塩湖の写真なんです」というと会話が広がるので、ウユニは名前の強さには感服です。
3位:ペルーのマチュピチュ
言わずと知れたペルーの遺跡マチュピチュ。
ペルーはボリビアのお隣りの国で、世界一周する上では旅人にとって、ウユニ塩湖とセット感の強い絶景です。まるで「ラピュタの世界感」を思わせるような空中都市は、ウユニ塩湖よりも見た目にも分かりやすく、安定の旅感が出る場所。
マチュピチュの全景が写る崖っぷちは、ここに来た誰もが必ず写真を撮るであろう撮影ポイントで、私も体育座りで大人しくおさまってます。
ちなみにマチュピチュ内は写真撮影に結構厳しく、崖じゃなくともジャンプしたりして写真を撮ると注意を受けます。
2位:アメリカのザ・ウェーブ
抽選で一日20名しか入れない秘境、アメリカのアリゾナ州にあるザ・ウェーブ。
砂漠の化石が波のような模様を描いている事からその名がついた絶景。旅人でも実際行ってる人の少ない場所なので、とにかく「レア感」がスゴイ。
ウユニやマチュピチュに比べて知らない人もいるため、2位にしましたが、自分的には圧倒的に1位かも。そして実はこの写真撮った後、遭難しかけてパニック起こしてます。
1位:チリのイースター島のモアイ像
誰もがなぜかいつかどこかで見たことのあるモアイ像が並ぶ、イースター島。
どこかで見たことあるのは渋谷駅でしょうか。イースター島がチリにあると知らない人もいるけれど、イースター島のことを知らない人はいないでしょう。
そんなイースター島の写真の15体のモアイに並んで撮った写真は、やっぱりインパクトがあって知名度もレア度もあり、バランスが良い。もはや「モアイ感」で圧勝です。
やっぱり分かりやすさって大事なんだなという事が分かった、絶景でした。
All photo by 旅人マリーシャ