アッサラームアライクム(イスラムの言葉でこんにちは)、旅人マリーシャです。
中東の旅をスタートし、ドバイを拠点にクウェートとバーレーンというなかなか旅人の行かないイスラムの国へ行ってきました。これまで世界一周で行ってきた国とは異なり、やはりだいぶ異空間でした。
さらに私が訪れたのはラマダン中(断食月間)だったため、街中には人がほとんどおらず、特に女性はほぼ見かけませんでした。戒律の厳しい厳格な宗教を持つ国々でしたが、驚いたのは、なんとチラホラ「インスタ映え」なスポットがあったことです。
「インスタ映え」という言葉もだいぶ廃れてきたような気もしますが、このような国で見つけるとちょっとワクワクします。
しかし誰が撮るんでしょうか。誰も撮ってなかったです。なので私が撮ってみることにしました。
私はインスタグラマーでもカメラマンでもなく、ただのチビなガチの旅人なので、クオリティーの低さは否めませんが、気にせず行ってみましょう。レツゴ。
(こちらも併せて読んでみてね→「ガチの旅人が旅先でインスタ映えを意識したらこうなった」https://www.machikado-creative.jp/introduction/64835/4/)
ド定番のアイラブどこどこシリーズ
結構どこの国でも見かけるアイラブどこどこシリーズ。まさかあると思わなかったんですが、クウェートにもバーレーンにもありました。
太陽ギラギラ、40度のとろけそうな日、真っ黒いアバヤ(アラブの民族衣装)風の服装に扮して歩いていたら街中で突然見つけました。
熱中症で倒れそうな中、そんなアイラブな気持ちではないけれど、とりあえず文字の中に入れば日陰で涼むことも出来るかもしれないと近づいてみました。文字の一部はスピーカーになっていて急に大音量のクラシックミュージックがかかりだす仕組みです。
旅人など見当たらないクウェートの街中で、一人ゴープロで自撮りする怪しいアジア人の私でした。
商店街で見つけたストリートウォールアート
クウェートのスーク(商店街)で見つけたストリートウォールアート。
クウェートは観光資源があまりなく見所のない国だったので、フラフラと歩き回るしかなかったのですが、その時偶然見つけたこの壁。ハッとしましたね。
青い空と白い壁のコントラストが美しく、とてもインスタ映えする景色でした。イスラムの国でのポップなアートに心惹かれるし、黒いアバヤ風の服がハマるのです。
カラフルな門と海外労働者
バーレーンからも一点。
バーレーンは海外労働者が多く、バーレーン人よりもインド人やバングラディシュ人を多く見かけました。この写真も、海外労働者がカラフルな門の前を歩くところ撮ったものです。
ちょうど門の真ん中に来た時、手足を開いている時にシャッターを押すのがキレイな左右対称感を出すポイント。なんて偉そうに言いつつ、まあまあ偶然それが撮れたんですけど。まあ、顔も見えないことでプライバシーにも触れないで入れる感じが、ある意味大成功の作品と言って良いかと思ってます。
万国共通の羽根アート
世界で大流行した壁に書かれた羽根アート。
こちらクウェートにもありました。インスタグラマーの中では、もう羽根アートでインスタ映え狙っているなんてとっくのとうに遅れていて、ダサイ粋までいっているそうなんですが、やっぱりあると一応撮ってみたくなります。
三脚立てての自撮りでよく上手にハメることに成功したなと自画自賛なんですけど、色はだいぶ白っちゃけてて写真としては大失敗です!
ペルシャ湾と左右対称の木々
ペルシャ湾に面した島国クウェート。
海辺を歩いていると誰もいないビーチに辿り着きました。ここならゆっくり自撮りしても大丈夫だろうと、一人海を見つめながらカメラをまわしていたのですが、いいの、撮れちゃいました。
過去に初めてビーチでアバヤ姿の女性を見た時は違和感しかなかったんですが、慣れるとシルエットのような姿形が背景に映えて良く見えてくるんですよね。
左右対称に植えられている木々もだいぶ活躍してくれていますが、イスラム圏に行ったらぜひアバヤ姿で撮影してみてください。とか言いつつ、実はこれ黒いワンピースに、結婚式の時肩にかけるショールを頭に巻いて、ヒートテックはいているだけでした。
以上、イスラム圏のインスタスポットでした。
All photo by 旅人マリーシャ