• MV_1120x330
  • MV_1120x330

ドイツ・ベルリンの住宅事情を解明してみる!

宮沢香奈 宮沢香奈


LoadingMY CLIP

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【おまけ】アーティストの暮らしそのものが観光名所に!? 土地開発とともに消えていく”スクワット”の実態


https://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2014/12/6.67.jpg

ミッテ地区を中心に続々と高級アパートメントが建設される裏で、貧しいアーティストが住む廃虚=スクワットの存在がある。壁崩壊とともに廃虚だらけとなったクロイツベルクにアーティストたちが住み出したのがきっかけである。電気も水も何も通っていない退廃的な建物を自分たちの力で、住居兼アトリエとし、ギャラリーやバー、クラブまで作り、自分たちだけの世界を構築していった。

アナーキストでもある彼らの活動はいつしかベルリンカルチャーの1つとして、メディアやツーリストに注目され出すようになった。崩れ落ちそうな煉瓦の壁にはグラフィティーの数々、パンクなメッセージを掲げたフラッグ、ビールの空き瓶で転びそうになる敷地内。見学は自由だが、あまり歓迎されない上に、撮影は絶対禁止となっているので、注意しよう。

現在、スクワットは土地開発と共に排除されつつある。すでに立ち入り禁止となっているところも多く、都市化と共に歴史的カルチャーの1つが消えてしまうのはとても残念なことだと思う。

  • https://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2014/12/7.76.jpg
  • https://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2014/12/8.83.jpg

街角のクリエイティブ ロゴ


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TOP