モヒート人気を塗り替えるカイピリーニャ!
カイピリーニャとは、ブラジル原産のサトウキビの蒸留酒カサーシャ(ピンガ)にライム、砂糖、氷を混ぜた、柑橘のフレッシュな香りが爽やかなカクテルだ。ベースとなるカサーシャは無色透明で、ラム酒とは異なるがそれに近くアルコール度数は40度ある。その昔サンパウロの田舎ではライムとニンニク、蜂蜜などを混ぜて風邪薬として飲まれていたそうだ。そこからの由来かカイピリーニャはポルトガル語で「田舎者」という意味。
味のバランスはライムと砂糖の量で決まる。シンプルなレシピに見えて意外と作り手によって味が違うのだ。 「ブラジルで一番美味しいカイピリーニャは、 カサーシャに、ざく切りの生ライムをいっぱい、大量の粉砂糖、氷を入れて腱鞘炎になりそうなほどシェイクしたものだった。カーニバルの時期になるとカイピリーニャ売りの屋台が軒を連ねるが 美味しいお店には行列ができるほど」(体験談)
ライムの香りが爽やかなので、キツイ匂いを避ける女性も飲みやすい。テキーラの強烈なワンショットよりも、一杯の美味しいカイピリーニャは ロマンチックな夜やクレイジーなパーティーナイトを演出するかもしれない。カイピリーニャは、レディキラーカクテルとして名高い スクリュードライバーやロングアイランドアイスティーなどを凌ぐ、味も酔いも勢いのあるカクテルと言えるだろう。さて、女性の皆様要注意。それとも今夜は甘く酔わされたい?