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タイの屋台飯で500円以下のフルコースを堪能する

旅人マリーシャ 旅人マリーシャ


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<いらっしゃいませ。 旅人マリーシャの美味しいレストランへようこそ。当店ではコース料理をオススメしております。贅沢なことは言ってられないバックパッカーの楽しみは世界のプチプラごはん。今回は一品100円を切る激安屋台飯だけで、総額500円以下のフルコースを作ってみました。カオサンエリアでの立食となり、BYO(ドリンク持込)可能です。食前酒にコンビニで買ったシンハービールと共にお楽しみ下さい。(1バーツ=約3.5円計算) 『カオサン屋台飯 フルコース』
120バーツ(約420円) サービス料・TAX込み
9品の屋台飯で構成されております。

前菜

サイクロークイサーン

・本日の親指ソーセージ

タイのもち米ソーセージ、その名もサイクロークイサーン。サイボーグのような強そうな名前からのイメージを他所に、丸々とまるで親指を並べたようなキモカワ姿に思わず「いいね!」とサムアップしたくなる。自然発酵させたモチ米とお肉がムッチリとした食感の、酸味のあるワンバイトつまみ。串に2個ささって10バーツ(約35円)だけど、見た目的に串にささった団子状のものはなんとなく3個欲しいと感じるのは和の心からか。意外なほどの食べた後の物足りなさとパンチのなさは、この後の食事を邪魔しない、まさに前菜にもってこいの一品です。いいね!

サラダ


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ソムタム

・シェフ特製ドレッシングのサラダ
~青いマンゴーの香り~

こちらは当店自慢のサラダです。タイサラダと言えば青パパイヤのソムタムが有名ですが、こちらはマンゴー。若々しい歯ごたえのあるマンゴーと、彩り野菜を千切りにし叩きつぶし、甘い小魚チップ、ピーナッツとあえたもの。タイ料理にかかせない4つの調味料、ナンプラー、唐辛子、砂糖、酢が絶妙な割合で生んだ美味しいシェフの特製ドレッシングで召し上がれ。甘酢っぱい味わいの中に後から刺激するスパイスがやめられない。カオサンのソムタム界の人気女性シェフがおりなす絶妙な一皿。25バーツ(約90円)。

スープ


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バミー

・豚肉とフィッシュボールのバミー

こちらのヌードルスープはタイ風ラーメンとも言われるバミー。あっさり塩味にお肉やつみれなどが乗って驚きの一食10バーツ(約35円)。カオサンでの夜遊びで連日二日酔いの胃にもピッタリな優しいお味。このクオリティーでこのコスパの屋台飯はなかなか見つからない。麺の量はやや少なめだけど、替え玉したって100円以下。財布にも胃にも優しい微笑みの国タイならではの一品。最後の一滴まで飲み干して下さい。

お肉料理


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サテ

・サテとスティッキーライスの奏

「白飯くださーい」そう叫ばずにはいられない、テリテリのタレが美味しい照り焼き風焼き鳥。いいんです。言っちゃって下さい。あるんです。白飯が。と言ってもなぜかモチ米。タイ米だとパラパラくずれちゃうからなのか、モチ米をビニール袋に入れ四角く固めた冷凍ご飯のようなものを用意しております。ライスバーといった感じの四角い米に戸惑うが、慣れるとそのモチモチ感とサテの二重奏が妙にマッチしてクセになる。「お腹スキマ、お埋めします。」ドーン! サテ10バーツ(約35円)。モチ米10バーツ(約35円)。

お口直し


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タピオカドリンク

・ブラックパールとお好みのフラペチーノ

ここは路上のスタバですか? タイ版フラペチーノとでも言うべきか。シャリシャリ感のある甘いクラッシュアイスが美味しい! 猛暑のタイでキーンと冷たさが響く! プニュプニュのタピオカがチュルルンと口に飛び込んでくる! ミルクティーやコーヒーなど定番のラインナップで揃えた最高の一杯。騙されたと思って一度飲んでみてほしい。10バーツ(約35円)。

メイン


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パッタイ

・特製パッタイに春巻きを添えて

タイのソウルフード、パッタイ。もはや説明不要と知りつつもやっぱり紹介したい大人気安ウマフード。バックパッカーの聖地カオサンエリアはパッタイ屋台の激戦区で終日鉄板を叩く音が食欲を刺激します。25バーツ(約90円)のベースのパッタイに、エッグや豆腐、チキン、シーフードなどのアディショナルが可能(有料)。自由に足せる調味料で自分流の味に調整するのがツウ。ナンプラー、砂糖、スイートチリ、砕いたピーナッツ、真っ赤な色が毒々しい干しエビ、などをこれでもかと振りかければ、通りすがりのベジタリアンに「体に悪いよ!」と釘をさされること請け合い!

そしてフレンチでありがちな「トリュフかけますか?」「フォアグラに変更可能です」のように、もうNOとは言えない存在感で、隣に常備されているのが春巻き。
別になくても良かったはずが、プラスたった10バーツの誘いについ注文してしまう。追加された春巻きはパッタイの見た目を豪華にし、また、スイートチリが味を引き立てる。

デザート


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さそり

・食後のプチフールさそり座の女

いいえ、私はさそり座の女でも、美川憲一ファンでもないんです。でも不思議と近寄ってしまう、ゲテの魅力。写真を撮るだけでも料金発生する場合があるので要注意。さそりのサイズはS、M、でっけーの、からお選び下さい。大きければ大きいほど観衆の盛り上がり度も比例。勇気を出してかじってみれば、金髪美人が手を叩いて喜んでくれること請け合いです。Sサイズ10バーツ(約35円)から。

タイの屋台飯でフルコース、いかがでしたか? 振り返ればパッタイとソムタム以外は全部10バーツ!! そういえば路上で、日本に帰れなくなったと思われる怪しい日本人から「10バーツください・・・」て言われたけど、納得。食べていけるもんね。

All photo by 旅人マリーシャ

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