こんにちわ。ネット難民の旅人マリーシャです。世界を旅している時に、最も重要なもののうちの一つが「Wi-Fi」。これがなければ、観光情報収集もチケットの予約や次の宿予約を取るのも一苦労です。宿にはだいたいWi-Fiがありますが、街中で頼りになるのは「フリーWi-Fi」と書かれた飲食店か、定番中の定番「スタバ」です。バックパッカーがスタバに入るなんていうのは旅人界で言わせたら贅沢行為にあたりますが、Wi-Fi欲しさに入ってしまえば、日本と変わらぬ居心地についつい長居です(Wi-Fiを理由にフラペチーノしたいだけって時もありますが)。
さて、世界のスタバ行くと目に入るのが、その国や都市のイラストが描かれたご当地マグカップ。作られた年によって柄が違ったり、限定版があったりとコレクション魂を刺激されます。本当は集めたいところですが、割れ物を持ち歩きながら長旅するわけにもいかない。重いし。なので「ラテを買うので写真を撮らせてください」と心の中で唱えながら、こっそり撮りためてきました。その披露を兼ねて、スタバマグと一緒に世界旅行を! レツゴ!
イングランド
「EU離脱」の件で話題のイングランド。そして、マグに描かれた謎の男。『少年アシベ』に出てくるリャンリャンのパパのようなヘアスタイルで、涼し気なオデコにはご丁寧にツヤまで描かれている。猫が傷を舐めないようにと首に付けられるような、エリザベスカラーが特徴の貴族の服装からは中世の時代の歴史的人物のように見える。恥ずかしながら浅識な私は、同じ宿に泊まる西洋人たちに「この人ダレ?」と聞いてみた。
「きっと重要な人だと思う」
そりゃあ私も分かってます。
「ルイ13世じゃない?」
それフランスだし。意外と誰も知らないんだな。私だけじゃないんだと幾ばくか安心しましたが、このままだと彼がリャンリャンのパパらしき人物で終わってしまうので一生懸命調べてみました。そしてたどり着いた。彼の正体は、文学の神様シェイクスピアだった! ちょー有名人じゃん! ちなみに後ろに描かれた建物は彼の生家です。
こんなプチクイズも楽しめるスタバマグ。イングランドからでした。
ウィリアム・シェイクスピアは、イングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物でもある。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、最も優れた英文学の作家とも言われている。四大悲劇「ハムレット」、「マクベス」、「オセロ」、「リア王」をはじめ、「ロミオとジュリエット」、「ヴェニスの商人」、「夏の夜の夢」、「ジュリアス・シーザー」など多くの傑作を残した。
引用:Wikipedia