ドイツの人口約700万人のうち、10人に1人が肉や魚を食べないベジタリアンと卵や乳製品などの動物性のものも一切口にしないヴィーガンである。
2020年には5人1人になるとも言われており、増え続けている。
肥満を気にするためという健康的な理由もあるが、動物愛護の国としても知られるドイツは、道徳的理由や環境保護問題を理由にする人が多いと聞く。実際、筆者の身近にもドイツ人にしろ、日本人にしろ菜食主義者は多い。
ベルリンは多様多種民族が多いことからレストランも多国籍であるが、通常メニューとベジタリアン用メニューの両方が用意されているところが多く、メニューになくともベジタリアンであることを伝えれば対応してくれるところがほとんど。
オープンラッシュのベルリンで、飲食店を構えたい場合には菜食主義者に対応出来ないと経営は大変になるだろう。
世間からビジネスチャンスが転がっていると言われているベルリン。参考までに、素材へのこだわり、見た目の美しさ、オリジナルメニュー、スタイリッシュな店内など、おすすめの人気レストラン・カフェを紹介したい。