魅力は、目利き書店員による推薦文
この紙切れは、書店員による本の推薦文です。思わず買い物かごに入れたくなってしまうようなコメントが、手書きで熱心に綴られています。エリオット・ベイ・ブック・カンパニーの素晴らしさの一つがこの推薦文で、普通の書店にも「スタッフおすすめ」の本棚やコメントはあるのですが、エリオットはその数と内容が群を抜いているのです。
たとえば『Animalium』という動物図鑑に寄せられた、スタッフSethさんの推薦文はこうです。
雨のシアトル――博物館に行くか、良書に浸るには最高の一日ね。でもこの本を読めばどっちも叶っちゃうのよ(訳注:シアトルはたいてい雨が降っているので、ほぼ毎日がAnimalium日和であると言えます)。
綺麗なイラストで飾られたこの本をめくっているとね、何だかおばあちゃんちの屋根裏部屋で秘密の宝物を見つけた気分になるの。
くう・・・。こんなしびれる推薦文、書いてみたい。
ちなみにエリオットは、おすすめ本をまとめたフリー冊子も発行しています。ノンフィクションから児童書まで35冊も紹介されていて紙質も上質、定期的に発行されています。来店したら必ず持ち帰りたい一品です。
店舗オフィシャルサイトからも、26人の精鋭たちが選りすぐった本とそのコメントを見ることができます。