大人も子どももニット帽着用が基本
冬になると、町も温かそうな装いに
日本でも流行っていて、今年は浅めに被っている人が多いニット帽ですが、ドイツではこんな被り方している人はほぼ皆無。ニット帽はおしゃれのためというよ りも、完全に防寒アイテムなのです。というわけで、しっかり目深に被るのがベター。また、日本ではその年のトレンドで着用率が変動するアイテムですが、ドイ ツでは冬になれば老若男女を問わず、どこへ行くにも被る人が多いです。もちろん通勤時もです。足だけでなく、頭もしっかり暖める。これがドイツの冬コーデの基本のようです。
ドイツ人がビールとソーセージと同じくらい好きなものとして挙げられるのが、アイス。アイスクリーム屋さんの数もとにかく多いですし、大人の男の人が町で食べ歩きをしている姿もよく見かけます。さすがに今の時期は食べている人を見かけることは少ないですが、それでもよく晴れた日にはこういう人がちらほらいます。そして、3月あたりになって太陽が少し長く顔を出すようになると、もう我慢できなくなって食べてしまう人が一気に増えます。好きすぎて待てないのでしょうね、あったかくなるのが。ドイツの3月といえば、まだまだ極寒なのですが…。
足元の装備が甘いと「見てるこっちが寒くなるからもっとしっかり防寒して!」なんて言ってくるドイツ人ですが、まだ寒いのにアイスを食べている人には、そのセリフ、本当にお返ししたくなるのです。 こっちの体感温度が一気に下がる気がするのですよ…。
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