ハワイにもクリスマスは来ます。半袖着てビーチサンダル履いてようが、来るもんは来ます。
孤独に鈍感になれる気がするハワイ
先日、ちょっと遅れて読了した又吉直樹さんの本「火花」にこんな一節がありました。
「昔は人間も動物と同様に冬を越えるのは命懸けで、多くの生物が冬の間に死んだ。その名残で冬の入口に対する恐怖がある」
なるほど、秋も冬も来ない常夏ハワイは憂鬱な空気と無縁なわけです。クリスマスでさえも、孤独に対して若干鈍感になれるはず。カップル率は高いので、あくまで「若干」です。あしからず。
テンション高めな常夏クリスマス
そんなハワイのテンション高めな常夏クリスマスを一部ご紹介。
カヌーに乗ってやって来るサンタクロース
12月12日(土)、海からカヌーに乗ってサンタクロースが到着しました。空からではなく海から、ソリではなくカヌーです。
(出典:アウトリガー・ワイキキ・ビーチ・リゾート)
毎年「アウトリガー・ワイキキ・ビーチ・リゾート」で行われているイベントです。眩しい笑顔で意気揚々と海から現れたら、鬱々とした気分なんか吹き飛んじゃいます。
シャカポーズ決めてるサンタクロース
ダウンタウンのホノルル・ハレ前には、シャカポーズを決めているサンタクロースが現れます。裸足だし、まったく寒さを感じない…。
(出典:ホノルルシティライツ)
これは「ホノルルシティライツ」というイルミネーションの一環で、クリスマス近辺まで夜のダウンタウンをまわるツアーも行われます。
12月5日(土)には、点灯式とパレードも行われました。
途中、謎のキャラクターが登場したり。
最後にサンタクロースも現れましたが、サンタクロースよりトナカイがやって来たなという印象でした。
やはり、ハワイのクリスマスは全体的に浮かれ気味。そのしっくりこない感じが、孤独を紛らわせてくれるかもしれません。日本で凍えている方! 孤独から逃れにハワイのクリスマスに来てみてはいかがでしょう。