ハワイに来ると季節感が無くなるよと言われていました、確かにもう12月が目の前だというのが信じられません。しかし、夜は確実に涼しくなってきました。毛布(なんか古い言い方ですが)が少々欲しくなります。そして、10月からは雨期と言われているので、雨も多くなってきました。最初は少々嫌だったのですが、雨の良さもいくつか感じるようになりました。
1. 木々が深い緑色になり、新たな美しさを感じる
雨が降った直後の緑は、炊きたてのお米のように何だかつやつやして、改めてその美しさを感じ得ます。
2. ご承知の通り、虹が綺麗に見える
但し、見えすぎるので、慣れてきて新鮮味が無くなる。そして、この②を思った時に皮肉にもいくつもの固定観念に捕われていた事を同時に感じました。
6. そこまで大量の雨でないのにも関わらず、一般道の水道が溢れて逆流する
至る所で泉のように溢れている。運悪く、そんな泉を歩いている横を車が通ると、漫画のようにズボンがびしょびしょになる。日本の下水道の凄さを知る。
4. そんな車を見渡してみると、異常にレクサスが多い(肌感覚)
全くもって高級感が無くなってしまう。あくまで価値なんて相対なのだという事にやっと気付く。
(画像はイメージ)
少しずつ違う場所に住む事で相対的に物事を捉えるようになれど、やがて人はこのような環境にも慣れてしまうのでしょうか。数年後にはもう、ハワイに飽きたと言っているのでしょうか。そうだとするならば、人間とは欲深いものです・・・だからこそ、人は違う場所を求めて旅にでるのでしょうか。
そんな黄昏れた気持ちになるハワイの11月のとある金曜日です。