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岩盤浴、サウナ好きにおすすめ。トルコ、イスタンブールのハマムをご紹介

齋藤和実 齋藤和実


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突然ですが私は温泉が大好きです。どこか行くとなると必ず近くに立ち寄れる温泉がないか調べ、それは船旅においても例外ではありません。

でも、日本ならともかく海外ではなかなか温泉ってないですよね。観光地って歩き回って疲れるし、汗もかくし、足も痛いし、あーせめてちょっとシャワーでも浴びてサッパリしたい…という状況になりがちですが、トルコの港町イスタンブールにはそれを叶えてくれるハマムというものが沢山あるのでご紹介したいと思います!

さっそく入ってみましょう

ハマムの基本的なシステムは大体どこに行っても同じで、まずは番台のようなところでコースを選んだら着替えて中に入ります。ちなみに全裸ではなく、使い捨てパンツを着用。着替え用ロッカーはちゃんと鍵がかかるようになっていますので安心です。

さて、浴室に入ると中央に温められた大きな台があります。そこにおもむろに横たわりカラダを温めるのですが、これ日本の岩盤浴にそっくりなんですよね。しばらく横たわっているとじわっと汗ばんできて本当に気持ち良いし、歩き疲れたカラダも癒され…仰向けになれば上にはモスクのようなドーム状の天井があり、イスラム圏にいることを実感…。

そしてその後は、選んだコースにもよりますが、ケセジさんというおばさん(男性の場合はたぶんおじさん)登場。石鹸を豪快に泡立て、ミトンのようなもので豪快にアカスリし、豪快にお湯をかけてフィニッシュ! 日本でこんな繊細さに欠けるサービスしたら絶対クレームに繋がると思いますが、海外だとなんとなく許せてしまいますね。

あと、やりたい人はマッサージ付きのコースなんかもあるので予算に応じてどうぞ。ただ海外のマッサージはかなり当たり外れがあるので、強くおすすめはしませんが。

チェンベルリタシュハマムのロビーにはジュースカウンターが

お風呂上がりはトルコらしく、100%ザクロジュースとか飲んで水分補給☆ 季節は限られますが、ザクロのフレッシュジュースは日本でなかなか飲めないのでおすすめです。

このハマムは街中に色々あるのですが、日本人が一番違和感なく使えそうなのがラグジュアリーで新しいアヤソフィア ヒュッテム スルタン ハマムでしょうか。結構値段は高いです(日本のホテルスパ並み)が、設備サービスともに現地ガイドさんも太鼓判を押すクオリティ。その名の通りスルタン(王様)気分になれそうなハマムです。
もうちょっとリーズナブルに、かつ地元感も味わいたいという方には1584年に作られたチェンベルリタシュハマムもなかなかよろしいかと思います。とても古いのですが趣きある内装で、異国情緒を感じつつ汗を流せます。私が体験した限りでは、清潔感も問題ありませんでした。服を脱いで無防備になる場所なので、あまりに怪しい見た目のところはできれば避けた方が良いかもしれませんね。

これから帰国! って時にも空港でシャワーを浴びるよりはこちらの方が旅情があって楽しいので、是非試してみてくださいね。

【ご参考】
「アヤソフィア ヒュッテム スルタン ハマム」公式サイト
「チェンベルリタシュハマム」公式サイト

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