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(1)ベルリンに旅行する人必見! ベルリンの七不思議「生活」編

宮沢香奈 宮沢香奈


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ヨーロッパの中でも好景気に恵まれているドイツ。その首都でありながら、フランクフルトやデュッセルドルフ、ハンブルグなどの他の都市と比べて明らかに貧しいベルリン。移民の数も圧倒的に多く、ドイツの中で唯一ドイツ語でなく英語で暮らせる街とも言われている。日本からの直行便も少なく、新しい空港もいつまで経ってもオープンしない。なぜそんな都市が首都なの!? と思う人も多いが、ベルリンの不思議はそこだけではない。
そんなベルリンの理解不能でおもしろい七不思議を紹介したい!


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まず、ベルリンに来て驚くのが、平日の昼間だろうが、暑かろうが、寒かろうが、外でビールを飲んでいる人が異常なほど多い。街を歩けばどこでも目に入る。公園、電車やバス、トラムの中でも飲んでる人が多いため、必ず見かける。カフェやレストランには必ずと言って良いほどオープンスペースがあり、街の売店であるKIOSKの入り口にさえ、テーブルと椅子が設置されている。買ったものをその場で飲んだり食べたりすることが出来るシステムとなっている。


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それより不思議なのが、なぜ平日から飲んでいられるのか? と言うこと。それには、様々な理由があるが、定職に就いている人が少ないことでも有名なベルリンは、大企業と呼ばれる会社が少なく、自営業やサービス業、シフト制の仕事が多い。若いアーティストやクリエイターも多く、いわば、曜日に縛られて働いている人が少ないのだ。そのため、ビジネススーツを着ている人も少ない。

一見、自由で開放的に思える環境だが、東西分断による経済成長の遅れが背景にあるとされており、失業率も高く、生活保護で最低限の生活をしている人や子供連れで物乞いをしている移民の人たちを見ると、急速な都市開発に合わせて、こういった人たちがもっと増えてくるのだろうとやり場のない気持ちになる。

街角のクリエイティブ ロゴ


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