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世界一周中。旅人が気になる宿・ホテルの条件を5つご紹介

旅人マリーシャ 旅人マリーシャ


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旅する前にドラゴンボール7つ揃ってたら「高級ホテルに泊まりながら周る世界一周がしたい!」って言うんですけどね。まだ1個も見つかってないんで。

貧乏バックパッカーが世界一周などという誰もが望む旅が出来るのも、「安宿」という味方がいるから。世界を旅するのに航空券などの移動費の次に必ずかかってしまうのが宿泊費。だけど、ほとんど世界遺産と遊んでる毎日は、どうせ帰って寝るだけだもの。重要なとこだけ押さえておけば、意外と快適な安宿はいっぱいある。数百円~三千円くらいの宿で快適にすごすための気になる条件5つ! 

「wi-fiグッド? ホットシャワー?」は合言葉。

Wi-fi強度

wi-fiありますマーク

ええ、そりゃあこのご時世ですもの。wi-fi有りって書いてある宿でも必ず「そいつ強えぇのか?」って聞きましょう。wi-fiって本当に大事。これがなきゃ戦が出来ません。重いガイドブックを持たない旅人ならなおさら、観光情報や移動の仕方などサクっとネットでググりたいよね。それに、次の宿だってネット予約で押さえておきたいし。そして日々移動の旅人ですもの。明日違う国に行くかもしれないのにSIMカードなんていちいち差替えられていられません。携帯なくても友達とLINEやfacebookで連絡取ったりしたいし。

しかし、最近の宿だと大体wi-fiありって書いてあるけど、シグナル3本なのに永遠にロード中とかも全然あるので、やっぱりこの辺は宿予約サイトの口コミもチェックしないとね。もちろんその国の環境にもよるけれど、「slow wi-fi」「weak wi-fi」なんて書かれてたらほぼ繋がらないと思った方がいいし、繋がってもデータの軽いもののやり取りだけで画像や動画など重いものは扱えないなんて事もしょっちゅう。あとは部屋はダメだけどロビーだけで繋がるよってところも多いです。

ちなみに、ネット好きなオーナーのいる宿は強いwi-fiがある傾向。直で行った時に受付でYouTubeを見てるようなオーナーがいればそこは間違いなくネット環境が良いでしょう。

その2 ホットシャワー


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ある安宿のシャワールーム

旅の汚れを洗い流す大事な行水。残念なことに、世界にはまだ水シャワーが多いんです。中国の呪泉郷で修行した旅人が水なんて浴びたら、若い娘になっちゃったりして、そりゃあ天道道場も大騒ぎです。

毎日重いリュックを背負い汗にまみれて旅をしているのにシャワーを浴びないワケにはいかない。いくら日々ホコリにまみれ、白Tが黒くなろうとも動じない旅人だって、我が身の清潔感だけは保ちたい。それに例えば南米なんかで風邪でもひいたら、不安要素の多い異国の病院に駆け込まなければいけなかったり、ワケの分からない強い薬を買うために「キエロ! イルパラトス、ポルファボール!(咳止め下さい。)」というカタカナの羅列した呪文を唱えたりしなければならない。どうせ唱えるならねぇ、「タッカラプト ポッポルンガ プピリット パロ(出でよ、シェンロン! 願いを叶えたまえ)」がいいよね。

時には強盗や詐欺とも戦う旅人のすさんだ心と疲れた体を癒してくれるのは、やっぱり水シャワーでなくホットシャワーなのだ。スッキリして寝たいなら必ず確認しておきたい条件で、ついでに言うと水圧も。チョロチョロシャワー結構あります。

その3 ベッドバグ


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ある安宿のベッド

絶対避けたいベッドバグ。のれんをめくった瞬間、宿主に「バグいる?」なんて気軽に聞けるわけないので自己判断。あんまり安さにこだわるとヤバそうなルックスのベッドって結構あるんです。ベッドバグと呼ばれるのは南京虫というやつですが、吸血性のドラキュラ的寄生昆虫です。「イケメンのドラキュラマンとベッドでハグ」なら良いのですが、そんなエロロマンチックなものは旅人とは無縁。ドラキュラマンに一夜吸われちまえば、悲鳴を上げるほどのかゆみが続く日々。ちなみにニンニクも十字架も利きません。

宿のクチコミで少しでも「bed bug」という字を見かけたら他の条件が良くても絶対泊まらない。南京虫に刺されたら最後。かゆみはモスキートだけで十分なのです。

その4 朝食付き


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ある安宿の朝食

なくても大丈夫って思ってたのに、あるとすっごい嬉しい朝食。安宿なのに朝食込みの宿ってのは意外とある。泊まった翌日まで何が出てくるか分からないワクワク感。日本人宿だと、心にしみる味噌汁だったり、ブラジルだったら、クスクスやらタピオカクレープやらちょっと珍しいものだったり、卵やウィンナーとトーストなんて簡単で定番な西洋ブレックファストに安心したり、フレッシュなフルーツ盛りだくさんだったり、この朝食エンタテインメントは旅の一日を盛り上げてくれる。

全員朝食付きのところもあれば、ほんの1ドルくらいで付けれるところもある。もちろんハズレもあるよ! ハズレの宿はネットで「おめー、poor breakfastか?」と晒されます。

その5 日当たり


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ある宿の日当たり

意外と重要な日当たり。具体的な条件じゃないので忘れがちだけど、日当たりが良い宿ってのは結構大事。ベッドも太陽消毒されていたり、シーツが半乾きってこともない。部屋の換気が出来てるからカビ臭さもない。それに一晩しか泊まらないけど、ちょこっとだけ、ほら下着くらい洗濯したい時も、こそっと干してすぐ乾くってのはありがたいわけで。そして宿の雰囲気が明るければスタッフも明るい気がする。日当たりの悪い宿はやはり陰気くさくって。安宿だからこそ必要な、太陽という自然の力。「太陽拳!!」

やっぱクリリンが一番すげーよ。人間なのに。

All photo by 旅人マリーシャ

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