イマドキは、インスタの「ストーリーに返信」
最近SNSのメッセージ機能で特にアツいのは、インスタの「ストーリーに返信」で間違いないでしょう。
例えば学校や地元、都内にいて1人で暇しているときは、「だれか近くにいる人ランチしよ~」の文字と現在地を、写真や動画に貼り付けて投稿します。
するとそれを見た近くの友人が、「ストーリーに返信」をしてメッセージをやりとりし、合流することができるのです。特に就活中などは、1人で行動していても周辺エリアに誰かしら友達がいる、でも誰がいるかはわからない、という状態だったのでこの投稿をよく見かけました。
ではなぜ、大学生はインスタのストーリーで暇な友達を急募するのでしょうか。
それはインスタのストーリーの方がTwitterのタイムラインよりこまめにチェックされているため、ツイートするより急な募集をするのに向いているからです。さらに投稿数もTwitterのつぶやきより頻繁に更新している人が多いため、「ちょっとしたことだけど・・・」という内容でも気軽にのせやすい。という点にあります。
これを聞いて、「Twitterのつぶやきって、ちょっとしたことを気軽にするもんじゃないの!?」と思われた方もいると思いますが、大学生のインスタのストーリー投稿数は、つぶやきよりも明らかに多いです。その理由は、映像だけで発信できるからでしょう。Twitterって、伝えたいことをうまく発信するのにある程度の文章力みたいなものが必要になるのです。実際に、「文章を作ることが手間だからあまりツイートしない」という大学生は結構います。
また「ストーリーに返信」機能に話を戻すと、私の場合は原宿でぷるぷるのパンケーキを揺らしている動画をストーリーにアップしたところ、「これどこのお店?」という返信が殺到したり、1人で宮崎旅行をしているストーリーの動画にも、「何してるのww」というツッコミ返信が寄せられたりしました。
そこで今度は、タイムラインに流れる「いいね!」を押せる普通の投稿にコメントするのではなく、「ストーリーに返信」が流行っている理由を解説しておきます。
まずは、ストーリーの方が気軽にテキトーなノリで投稿されているので、それに対する返信も気軽なノリでしやすい。というのがあります。
タイムラインに流れてくるのは、時間をかけて加工を施された写真と、考え抜かれた文章を合わせて投稿されたもの。そこにダル絡みのようなコメントを付けるのは気が引けますし、それを他の人たちからも読まれてしまうので面倒なのです。
「ストーリーに返信」なら、他の人からはメッセージのやりとりが見えないという事も大きなポイント。好きな子のストーリーに返信しても、周りにバレることはありませんよ!
おわりに
以上が2017年7月時点での、大学生のSNSメッセージの使い分け事情でした。きっと3カ月後にはガラッと変わっていることと思いますので、ぜひ賞味期限以内にご活用ください!
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