宇宙エレベーター、実現するの？
私は、ハネムーンは宇宙旅行がいいくらい宇宙エレベーターの実現を待ち望んでいますが、技術的に倫理的にクリアしなければならない問題がまだまだたくさんあるのも事実です。例えば、テザー（ロープ）として用いることのできる、軽くて強い素材がまだ見つかっていないということ。これには“カーボンナノチューブ”という素材が有力視されており、現状では必要な強度の3分の1くらいのものを作ることに成功していますが、他にも、宇宙ゴミや隕石によるテザーの破損や航空機による事故やテロ対策などなど。
一方で、大学の宇宙エレベーターサークルで研究を続けている私の友人によると、昇降機は100kgのおもりを持ち上げたり、往復2,400mの距離の走行に成功したりしているそうで、着実に技術は進歩しているようです。その友人曰く「2100年くらいには完成するんじゃないかな〜」とのこと。
しかし、誰もが気軽に宇宙へ行けたり、移住できるようになることを想像するとすごくワクワクしませんか？ 「まだ地球で消耗してるの？」なんていうブロガーがでてきたり、宇宙空間にサテライトオフィスがある会社があったり、「たまには宇宙にデートいこーよー」って彼氏にわがままをいう世界がそんなに遠くないのかもしれないと思うと、私はソワソワしちゃいます。今後も宇宙エレベーター開発の動向に注目したいです。
