「私服可」を過信すると、ものスゴイ浮く
業界によるとは思いますが、説明会や選考の際の服装の欄に「私服可」と記載されている場合がたまにあります。つまり“リクルートスーツじゃなくてもいい”ってことなんですが、実際にその会場に行くと95％以上はリクスーを着ているんですよ。私服、特に色が黒や紺じゃないものだと、正直めちゃくちゃ浮きます。スーツ姿でも、その前後に別の説明会の予定があるから私服で来られなかったという人もいるのですが、それにしてもみんな、そんなにあの服好きなのか？
ちなみに暑がりで且つリクルートスーツをカッコよく着こなすスタイルでもない私は、私服で、しかもお気に入りの服の中からお母さんと前日に厳選した一着で毎回参戦しています。こうやってライターをやらせてもらっているくらいには承認欲求強めなので、私を見て！ と楽しんでいるのです。
しかし私服の場合、遅刻をすればリクルートスーツ集団の中で余計に悪目立ちしますし、「この子、わざわざ私服で目立とうとしているくせに何の質問もアピールもしてこないのかよ」とガッカリされたくもないので、積極的に質問をしなくてはいけない気がする･･･というデメリットもあります。
その代わり、私服で就活する明らかなメリットは、就活生に見えないため帰りにお洒落なお店に寄ってランチをしても周りの目を気にすることなく優雅に過ごせる、という点です。就活で浮くことは楽しんでいるのに、お洒落な店では周りの目を気にするんかい！といったご指摘、ありがとうございます。
また、ごくたまに「リクルートスーツでのご来場は、なるべくお控えください」なんてところもあるのですが、その日は正直かなり楽しいです。髪型や服装などの見た目でだいたいその人がどこの部署を志望しているかが分かったりするので、人間観察が捗ります。もっとこういう選考が増えたらいいのに。
