「気づいたら好きになっていた」「気づいたら付き合っていた」「気づいたら子どもができていた」ということはあっても、結婚だけは「気づいたら結婚していた」ということにはできないので、去年わたしは初めて『婚姻届』というものを区役所に提出してきました。ちなみに結婚指輪も作っていません。結婚式も挙げていません。本当に提出しただけです。
そんなひよっこのわたしは、「結婚とは何か」と問われたら「一体なんでしょうね」と答えてしまうでしょう。結婚というものに口を挟めるようになるまでには、まだまだ修行が足りないようです。
話は戻りますが、冒頭の通り、結婚とは『契約』ですから、なんとなくで結婚はできません。「あ、あたしあの人のこと好きかも・・・!」と同じように「あ、あたしあの人と結婚してたかも・・・!」なんてことになると、ただのアブない人です。
そうこう考えていると、結婚って実はものすごくあやふやで不明確なものなのではないかと思いはじめました。だから人は『結婚』というものに憧れたり憧れなかったりするのではないかと。
さて、婚姻届提出のため区役所に行った時、ようやく解けた謎があります。巷でよく見かける『婚姻届を持った幸せそうなカップルのツーショット写真』です。みんなどのタイミングであの写真を撮影しているんだろうと不思議だったのですが、わかりました。