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清水富美加から西行法師まで。人が出家をしたくなる3つの理由

岡田麻沙 岡田麻沙


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一人暮らしの部屋にいるのに、突然、わけもなく家出をしたくなったことはないだろうか。あるいは特に不満もないのに、「実家に帰らせていただきます」と宣言してみたことは。そして、恋人や家族から「いいから働け」と正論を言われて、ブチギレたことはないだろうか? わたしは、ある。現在は居候の身であるし、結婚もまだ一度もしたことはないのだけれど、色々な人から日々「働け」と言われながら過ごしている。特に不満もないが、三日に一度くらい「家出してえなあ」とも思う。

家出の、本格的なバージョンが出家である。家出と出家、字面も似ている。「家出」はいままで住んできた家を捨てる行為であるが、「出家」はこれまで生きてきた社会を捨てる行為である。残された側の家族や、社会の人々が受ける衝撃はときに大きなものとなる。

出家とは本来、俗世を離れ仏道を極めることを意味している。剃髪をし、袈裟を纏い、財産を手放すのである。家出と比べると色々ハードルが高い。にもかかわらず、人は出家をする。最近話題になった女優さんもそうだが、『雨月物語』の登場人物として有名な西行法師だって、23歳の若さで出家をしている。なぜか? なぜ皆出家をするのか? 出家ってそんなにいいものなのか? 今回はそんな疑問に答えるべく、人が出家をする3つの理由を考えてみた。

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