• MV_1120x330
  • MV_1120x330

駆け出しデザイナーが知っておくといい共通言語10選

加藤広大 加藤広大


LoadingMY CLIP

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

language

ビート・ジェネレーション

ビート・ジェネレーションは1950年代から60年代中盤にかけて、アメリカの文学界に影響を与えた世代のことで、ウィリアム・バロウズ、アレン・ギンズバーグ、ジャック・ケルアックなど、控えめに言ってかなりどうかしてる方々が中心となり、いわゆるカウンターカルチャーを醸成しました。

普段仕事をしているうえでは馴染みのないネーミングかもしれませんが、後のヒッピームーブメントやジム・ジャームッシュ、チャールズ・ブコウスキーやトム・ウェイツ、果ては極東、ナナオサカキに代表されるフーテンなどなど、ジャンル、国籍問わず様々なカルチャーと繋がっています。このあたりを調べておきますと、60年代や70年代を知るうえで、勘所が抑えやすくなることでしょう。

通常出てこない単語ではありますが、もし打ち合わせ時に「ビートニクが」や「バロウズの裸のランチ的な・・・」みたいな会話が聞こえてきたら、迷わず大声で「聖なるかな! 聖なるかな! 聖なるかな! 聖なるかな! 聖なるかな!」と叫びましょう。思わぬ休みがもらえるかもしれません。

ビート・ジェネレーションの第一人者にして最高のキチ◯イ、ウィリアム・バロウズについては、こちらのコラムに書きましたので、合わせてお読みいただけますと幸いです。

カット・アップ千夜一夜。ウィリアム・バロウズが切り取った無意識

以上、駆け足で紹介してまいりましたが、これ以外にもゴマンと共通言語として知っておいた方が得するキーワードは存在します。

この他にも尊敬できそうな上司や先輩に、「これだけは見とけ、聞いとけ、読んどけっていうものありますか?」と訊いてみるのもいいでしょう。

同じ話題があるというのは精神衛生上よろしいです。もちろん、あなたが知った共通言語は後輩にも教えてあげてくださいね。カルチャーというのはきっとそういうふうにして、継承されていくものなのです。

街角のクリエイティブ ロゴ


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TOP