• MV_1120x330
  • MV_1120x330

駆け出しデザイナーが知っておくといい共通言語10選

加藤広大 加藤広大


LoadingMY CLIP

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

language

シュルレアリスム

「シュルレアリスム」とは、1920年代に起こった芸術運動のことで、関連する作品は絵画や写真、文章や映画まで多岐にわたります。これもよく出る単語のひとつですが、「シュールな感じで」と球を投げられた場合、シュルレアリスムで打ち返すと「思ってたのと違う・・・」とフィードバックが来る可能性があります。シュールとは必ずしもシュルレアリスムのことではないということは覚えておいて損はないでしょう。

有名どころではサルバドール・ダリ、マックス・エルンスト、ルイス・ブニュエルなどなど、デザインを志している方であればどこかで聞いたことのある名前ではないでしょうか。

自動筆記やデペイズマン(ざっくり言うと大きさの概念を変えること)、コラージュなど制作に使えるテクニックもありますから、早いうちに勉強しておくと何かと得です。

シュルレアリスムの話になった場合、とりあえず頭に「フロイト的に言うと〜」や語尾に「と、フロイトは言っていますが」とか言っておけばいいんじゃないですかね。錯誤行為も重要な要素ですから。

ストーム・ソーガソン(ヒプノシス)

ストーム・ソーガソンはイングランド出身のグラフィック・デザイナーで、特に音楽のアルバム・ジャケットに関して、一時代を築いたと言っても言い過ぎではない才人です。

アート集団「ヒプノシス」に所属していましたので、合わせて名前を覚えておきましょう。世の中のどうかしてるジャケットは、大体彼らが手がけています。

サクッと調べたい方は、Wikipediaでヒプノシスが手掛けたカヴァー・アートの一覧を知ることができます。また、写真集、資料集も近年発表されていますので、気の利いた本屋に行けば立ち読みできることでしょう。冗談抜きでデザイナーはマストだと思います。気が向いたらロジャー・ディーンやピーター・サヴィルも合わせて調べてみると幸せになれることでしょう。

打ち合わせ時に「ピンク・フロイド」なんて声がどこからか聞こえてきたならば、大声で「狂気!」とか「鬱!」とか「対!」とか叫びましょう。きっと「お、知ってるね」と温かい言葉が返ってくる・・・きません。

街角のクリエイティブ ロゴ


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TOP