トドメの一言「入り口までお運び致します」
難行苦行をなんとか乗り越え、お目当ての商品を購入。店員が洋服を丁寧にたたみ、袋に入れてくれる。私の精神力は底を付く寸前だ。しかし、「なんやかんや欲しい服も手に入ったので感謝しているよ。終わりよければすべてよし」という甘っちょろいハッピーエンディングをここで期待してはいけない。最後の最後でトドメを刺すように、笑顔でこう言うのだ。
入り口までお運び致します。
わたしが購入した商品がセールで半額以下になった安い靴下一足だろうが、彼らには関係ない。最後まで、「最高の接客を!」という高い意識の餌食にされるのだ。もう勘弁してくれ! 「半額以下の靴下一足だけしか買ってないのに、なんだが逆にすんません」そんな恥ずかしさと後ろめたさによって、わたしの心は折れてしまう。超高級時計やダイヤモンドの指輪を買ったわけじゃないんだから、そこまでしないでくれ。頼むから・・・。
こんなこともあって、毎度わたしのフラストレーションは高まり、オシャレなキャップを被った店員や爽やか笑顔の髭面店員へ敵意むき出しの視線を浴びせてしまうのだ。いかがだろう。ウザ店員のウザ接客あるある、共感できる部分はあっただろうか?
※あくまで個人的な感想です。決して全てのショップ店員をディスっているわけではないので悪しからず。