ギャップ萌えさせよう!
例えば趣味や経歴を言う場合、そこに見た目とのギャップがあれば周りからの食いつきもいいはずです。
強面の男性が「趣味はスイーツ巡りです」とか、かわいい女子が「こう見えて、空手初段です」と言ったら確実に印象に残りますし、ツッコんでもっと聞きたくなります。今まで周りから、「えー! 意外!」と驚かれたことがあったら、盛り込んでみるといいかもしれません。個人的には男女問わず大人しそう、真面目そうな人が「お酒が大好きです」と言ってくれたら、めちゃくちゃ心の「いいね!」ボタンを連打します。
私の場合、インターン初日に同じグループになった女子たちから、「バーのカウンターで、独りでウイスキーロックを呑んでいそう」と言われたことがあります。まだないわ!
ちょい足しで、射程範囲を広げよう!
ちょい足し① 一定数に共感してもらえる「あるある」
ギャップがない人でも使える技が、これから紹介する「ちょい足し」です。
人は「珍しいもの」が好きな一方で、「共感したがり」でもあります。それを利用して、例えば「沖縄出身で寒さに弱いため、東京の冬ではヒートテックを2・3枚重ねて着ています」と言うのです。そうすれば、沖縄に興味がある人や、同じ沖縄出身の人が注目してくれるのはもちろん、出身地に関係なく寒がりの人たちが「わかるぅ~」と共感し、自分に好感や興味を持ってくれる仲間に加わるでしょう。
ちょい足し② みんなが知っている「流行の言葉」
他のちょい足し方法として、例えば「趣味は映画観賞です」と言って映画好き達を共感射程圏内に入れた場合、その後に一言付け足してみましょう。
「でもまだ「ラ・ラ・ランド」は観に行っていません」もしくは、「話題の「ラ・ラ・ランド」も面白かったです」など、これで、ミーハー族にまで射程圏内を拡大することができます! 映画好きでなくても知っている、流行りの「ラ・ラ・ランド」という単語を発すれば、ミーハー族にまで射程圏内を拡大することができます! それまで退屈そうにしていた人達の耳は、警戒する犬のように、ぴん! と澄まされるでしょう。
こうして彼らのぼんやりしていた視界に、はっきりと自分を認識してもらうのです。
おわりに
以上が、自己紹介をその先に繋げるための重要なポイントです。じっくり戦略を練った自己紹介ならきっと、新しい出会いを最大限に生かせるはず! もし役に立ったら、ぜひ私にバーでウイスキーロックを奢ってくださいね。