とりあえず短く!
まず基本として、自己紹介が長すぎるのは完全に悪印象。「この人は校長先生の化身かな」と思われるか、最悪の場合「尺とり虫」というあだ名を付けられます。
“本”が長くてもいいのは、「読みたい人が・読みたいときに・読みたいところまで」読めるから。「その場の全員が・強制参加で・終わるまでずっと拘束されている」状態の自己紹介では、空気を読んでスムーズに済ませるのがマナーです。
先ほども述べたように、後から質問を重ねていき、話を広げるための下準備が自己紹介。最初から自分で全部喋ってしまったら意味がありません。興味が沸いたのに、聞き足りないくらいがちょうどいい。「モロ見え」じゃ色気がない、と同じです。
見た目でも自己紹介!
話の内容の他にも、ポイントはあります。話すスピードと声量は聞き取りやすいに越したことはないとして、笑顔や清潔感は言うまでもないとして。
自己紹介の当日は、できたら自分らしさを表す恰好をしてみましょう。「第一印象」を形成するその重要な日に、自己紹介という数秒間にわたり視聴率100%を獲得できる機会を持つわけです。自分を印象づける格好で、視覚的にも自己紹介できたらいいですよね。
私の場合、大学1年の頃、ゼミの名簿に1人1人を覚えるための特徴を書いている子がいたのですが、私の欄には「金髪」と書かれていました。金髪じゃないのに。ちなみに人違いではないそうです。