既読機能のついたメッセージサービスアプリ『LINE』が世に出てきてから、早いもので数年が経ちます。返信がしやすい、短い文で構成するので深く考える必要がないという点で爆発的な人気を呼び、LINEのアカウントを持っていない人間に対して「なんでやってないの」と罵倒を浴びせる人が出てしまうくらいに、浸透しきっています。
そう。LINEは気軽に送ることができ、且つ既読が付く・付かないで送信先の動向を探ることができるツール。これで一体何組のカップルが破局へと向かったことでしょう。とまあ、そういうことはさておき。
割と多くの人が相手にも同じスピード感を求めている
LINEを使っていると、わりと多くの人が相手に対して「すぐに返事をくれるはず」と思っている節があることにやんわりと気づきはじめました。本来そういう目的のツールなので相手にそれを求めることは普通なのですが、そこでわたしは、それに対して牽制したいと思うようになりました。
私は頻繁に『既読スルー』して、みんながみんな、同じスピード感で返信すると思うなよという牽制の意味を込めます。「既読がついたって、すぐには返信しない人もいるんだよ」ということを『既読スルー』という手法でやんわり、しかし確実に訴えます。
ただ、勘違いしないでいただきたい。100%いじわるでやっているわけではないのです。