“あじ”のある絵を描く方法
1. まずはシャーペンで描こう!
まず、シャーペンで“定番の形”を描きます。「ミッフィのようなウサギ」と「丸が4つの花」を描きました。シャーペンで描いたところは後で消すので、なるべく薄く描いてください。
2. 次はボールペンで描こう!
先ほど描いた線から外れるように、今度はボールペンで描いていきます。ウサギの耳は細くなり、顔の輪郭はフワフワになりました。目は少し離れた位置になり、鼻は大きく、口はまっすぐになりました。花はハート形の花びらに、棒線でできた中心部。葉っぱは細長く、よりリアルになりました。
ウサギのフワフワはガタガタの線で表現以外にも、毛をひとつひとつ書く方法や、デフォルメされた雲を描くような半円を組み合わせた線を描く方法もあります。表現方法も”あじ”を出すための重要な要素のひとつです。
みんな違うからこ“あじ”のある絵になる
先ほどシャーペンで描いた部分を意識しながら、本物のウサギや花を想像して、ゆっくり描いてください。そしてシャーペンで描いた絵を見て問いかけてみてください。
ウサギはこんな耳だった?
ウサギはもっと柔らかいはずじゃなかった?
花の中心部ってどうなっていた?
花びらって本当に丸だった?
ウサギはもっと柔らかいはずじゃなかった?
花の中心部ってどうなっていた?
花びらって本当に丸だった?
「ウサギはこんな耳だった?」という問いに対して、答えは人によって違います。答えが違い、表現方法も違うからこそ、“あじ”のある絵になっていきます。
3. 消しゴムで消したら完成!
シャーペンで描いたところを消せば完成です! お好みで、色鉛筆や水彩で色を塗ると、華やかになります。