“あじ”のある絵とは?
リアルで忠実に見えるのが「上手な絵」、何を描いたのか全くわからないのが「下手な絵」、というのが世間の声です。もちろん、アーティスティックすぎて「何を描いたのか全くわからない絵」のように、例外もあると思いますが、「上手な絵」と「下手な絵」の一般的な認識はこのようなものだと思います。
それでは、“あじ”がある絵とはどのような絵でしょうか? 人によって言葉の受け取り方はいろいろあると思いますが、私は「その人らしさ」が出ている絵だと思います。“あじ”を出すことで、絵の個性やオリジナリティが出てきます。
ちなみに、簡単な絵を描くときって、丸を組み合わせることで描かれた花、三角の口、ミッフィのようなウサギなど、“定番の形”がありますよね? 普段から絵を描いていない人は、この“定番の形”を描いてしまいがちです。描き慣れている人も、“定番の形”を使うとパパッと絵は描けますが、“あじ”は出しにくいものです。
誰でもすぐにでもできる、“あじ”を出すための方法を教えようと思います。