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フリーランスライターを目指す育児中のママたちへ

羽深祥子 羽深祥子


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子どもを家で見ながら仕事をするという実態

まずお仕事が回ってきたとする。という仮説から始まるところがすでに不吉だが、毎月の仕事量を波型で表現すると激しいうねりの連続である・・・という残念な事実はとりあえず置いておこう。

子どもを見ながら頭を使う仕事なんてできっこない。はじめのうちは出来ると思っていても、子どもが熱を出して家にいるからといってお休みできる身分ではないし、締め切りだってある。子がオシッコをもらそうと、タンスの中身を全部引っ張り出そうと、いちいち手を止めている場合ではない。目の前の惨事に気を取られているようでは、キッカリお勤めできないのである。さすがにオシッコ放置は泣けてくるので、キッチンペーパーでさっと拭き取り、濡れた衣服は水を張ったバケツにポイ。3分で処理できれば上出来だ。

おイタの類はとりあえず見なかったことにして、脳裏に焼きつく有りえない散らかり様の残像にも無視を決め込む。修行僧の如く、「無」になること。これはまず身につけておきたい術である。

ちなみに我が家の小さい人はほとんどのことが自分でできる年齢だが、お茶をご所望される時は人の手を借りなければならない。冷蔵庫に背が届かない上に、ペットボトルのお茶もなかなか重量があり自分で持つことができず、結局私がやるはめになるのだ。「お茶〜」と言われてイラっときても、上司にお茶出しする一昔前のオフィスレディになった気分でやり過ごせばなんとかなる。

ただ、私の場合はいちいち気にするのが面倒になったので最終的に水筒を携帯させることにした。家の中でも遠足みたいなカッコをしてウロウロしている子どもの姿にちょっと癒されるのでおすすめだ。

なお、子どもが病気の場合は当然ながら無視厳禁。なんのことはない、日中の仕事は諦め、睡眠時間をちょっと削ればいいだけの話である。


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