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他人の意見に左右されないために。自分自身を評価することの重要性

沢葦夫 沢葦夫


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帝国データバンクの2014年の発表によると、5年間でコンサルタント業を営む企業は1.9倍に増え、利用企業数も3.7倍になった。たしかに、大手企業の系列会社などでコンサルティングという文字を社名に掲げる会社が増えたように思える。いろいろな会社のサービス内容を見れば、コンサルティングの文字が目立つようにもなった。それだけ企業は、事業の次の一手から経理上の問題、ITの導入方法に至るまでさまざまなことに悩んでいるのである。より良い選択をしたいと思うのは、企業も個人も同じ。

コンサルティングの会社は、その指導に効果がなければ次の仕事は発注されないので、クライアントの問題解決に本気で取り組まざるを得ない。しかし個人同士ではどうだろう。お互いにコンサルタントや専門家ではない場合だ。

他人はそれほどあなたのことを真剣に考えていない

あなた以外の人は、あなたのことをそれほど真剣には考えていない。その理由は、あなたについて知らないことも多いし、その人の思惑が絡んでくることもがあるからだ。例えば、「ユーチューバーになる」と宣言したら多くの親が反対するだろう。子供に苦労がないよう、できるだけ安全な道を選択させようと親は指導する。「公務員を目指せ」と言われた人も多いはずだ。あなたの思いや夢までは読めていないのである。

あなたの不幸や失敗をひそかに願っている相手だったらどうだろう?  相談などしたら真逆の回答をされてもおかしくはない。これは極端な例ではあるが、善意のある他人でも冷静に判断してくれているとはいえ、正しい回答ができるとは限らないのだ。身の上相談ならば親友は真剣に考えてくれるだろうが、仕事や会社の人間関係などについては、知識不足から適切な判断ができる可能性は低くなる。間違ったことをアドバイスされることもあると考えるべきだ。

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