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農耕民族と狩猟民族

その国の人々の先祖が、農業社会と狩猟社会のどちらを主体に営んでいたのかという差もあると思う。

農耕社会は、多くの人が参加して同じ水準で仕事をしなければならない。統率をとって成功確率を高めることが収穫量を上げる。ところが狩猟民族は、もちろんその要素もあるが、失敗を積み重ねることで立派なハンターの集団になるのだ。

かたや長期間のかけるため、失敗は許されない。もう一方は、短期間に失敗を繰り返すことが求められる。この違いは、現在も連綿と引き継がれていると思える。