カーシェアってどうよ？
自動車関連では、使用年数以外にも大きく伸びているものがある。それはカーシェアリングだ。次のグラフにあるとおり、カーシェアリングの対象台数も、その利用会員数も急激な伸びを見せている。乗用車保有台数に占めるカーシェアリング会員数の比率を計算すると、1.4％にまできている。
もちろん、ある時点で上限に達するのだろうが、まだまだこの比率は上昇が見込めそうだ。世の中、レンタル、シェアがやはりトレンドで、「低コスト」「メンテナンスフリー」「最新モデルの利用」の三要素を考えれば、“買う”より“借りる”ほうが総合的にお得な商品は多いはず。とくに車など週末にしか乗らないのに、高い駐車料、税金、車検代、汚れれば洗車の手間、冬はバッテリー上がりの心配等を考えると、借りるので充分という人もいるだろう。
おもしろい、というが少し心配になるのが次の調査結果。日本はカーシェアリングが後発なのに、他の先進国と肩を並べるか、見方によってはそれ以上に進んでいる様子がうかがえるのだ。それだけ家庭の経済事情が厳しいのか、とも解釈したくなる。
