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VR(バーチャルリアリティ)とAR(拡張現実)の違いを、正しく認識している?

沢葦夫 沢葦夫


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VR(バーチャルリアリティー)については、認識のある人はわりと多いと思う。でもAR(Augmented Reality:拡張現実)に関しては、ちょっとその言葉だけですかさず想起できる人は少ないかもしれない。ポケモンGOでおなじみの・・・と言えば「ああ、あれか」とうなずく人もいるだろう。そのとおり、ARとはCGの世界を実際の世界(リアリティ)に重ねて再現する技術。では、ゲーム以外にどんな用途があるのだろうか? 実はかなりわれわれの生活の重要な部分に用途を広げつつあったりする。

家具を買うとき

例えば気に入った家具があったとしよう。しかしそれが色や形状で自分の部屋にマッチするかどうか。これは大きな問題だ。家具は返品が効くとこは少ない。気に入らない家具と長く暮らすとなると、けっこうのストレスにもなりそう。間違いないのは、その家具を実際の部屋に置いてみること。しかし、それはなかなか難しい。想像力をフル動員させ、サイズなどを参照しながら部屋の中に思い描いてみるしかないのだ。

ところが、ARならばそのシミュレーションが可能。実際の部屋にスマートフォンなりパソコンなりを向け、ディスプレイに映し出された部屋の画像の上に、商品を重ね合わせて見ることができる。前から横から斜めから、いろいろな角度で確認できる。デザインとのマッチングのみならず、実は意外と前に出っ張って邪魔だった、なども分かるだろう。

もちろん家具に限らず、家もその街並みの景観にあうデザインかどうかなども分かる。通販の服だって、自分に似合うかどうかが分かってしまう。少々価格が高くてもその商品を安心して買えるかもしれない。なかなか便利なテクノロジーだと思うのだが。

https://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/01/kitchen-1687121_960_720.jpg

街角のクリエイティブ ロゴ


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