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私の給与これからどうなるの? データをもとに探ってみた

沢葦夫 沢葦夫


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ボーナスも支給されお財布事情は暖かくなったところでしょうか? それとも冬らしく冷え込んできた気候のように、寒気を覚えるような結果だったのでしょうか。ま、いろいろあるかもしれませんが2016年も終わります。新しい年に向けて頑張りましょう。

さて、そうは考えてみたものの、やはり先行きが気になる。「今後の給料は増えるのか減るのか?」。今回は、政府の調査データの推移から、その展望について考えてみたいと思います。

統計からみた給与・賞与推移の実態

どうも実感として懐事情が回復しているどころか悪化している、という方は多いかもしれません。それって自分だけ? と懐疑的になっている人もいるでしょう。次のグラフは2005年から2015年までの給与等の推移を示しています。2005年に比べ、2009年は米国のサブプライムローン問題からの不況が世界へ拡大した結果、日本もひどい影響を受けました。その時の給与等の下降から、まだ完全には脱していないようです。少なくとも、明確に給料が増えてはいないのがグラフからも分かります。しかし、2009年以降は明らかな下降とも言えません。現在の給与の推移は、それほど悪いというものではなさそうです。

ちなみに、2005年から2015年までの10年間の年平均成長率(各1年間どれだけ増えたか)は、-0.38%となります。2010年から2015年までの5年間では、ほぼ0%です。

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