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独学でデザイナー稼業をやる前に学べばよかった知識やテクニック

加藤広大 加藤広大


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デザイナーには学校を卒業した方と、独学で勉強した方の2種類が存在するかと思います。私は気付けば名乗っていたので、後者ですね。自分でしこしこと学んで・・・というよりは現場で覚えながら、今までなんとか生きてきました。

しかし、現場で学びながらやるとどうにも効率が悪いですし、当然ながらクオリティにも影響する。「勉強していればもっと素晴らしいものができた」「知らなくて恥をかいた」などの後悔もたくさんです。後悔先に立たずと昔から言いますけれども、本当ですね。

今回は、独学でデザイナーをはじめたい方や、将来デザイナーになりたい方向けに、仕事をする前に学べばよかった知識やテクニックについてお話します。

が、そもそも「デザイナーになんてなるもんじゃないぜ!」と一言前置きして、はじめていきたいと思います。

やっておけばよかった筆頭の「字詰」

「デザインは字詰にはじまり字詰に終わる」とは今適当に考えた言葉ですが、「早くやっときゃよかった・・・」と頭を抱えるテクニックとしてはやはり筆頭なのではないでしょうか。

デザインを学びはじめると、ついついデザイン全体のことを考えて細かいところは後回しにしてしまいがちです。が、デザインすることは細かいことの積み重ねなのです。字詰の勉強を怠っていると、先輩デザイナーやクライアントから「クソが! 字詰もできねえのかよ!」と自身が詰められることになります。嫌な世の中ですね。

字詰はまるで底なし沼のようなものです。目の前で文字が浮くほど字詰をやり過ぎ、ある日東横線内の広告にレイアウトされた字詰の甘さに発狂してしまい、そのまま元町・中華街まで叫び続けた後、海の方へ向かったという情報を最後に足取りが途絶えてしまうデザイナーも存在する、というのは今適当に考えたエピソードですが、有り得ないとは言い切れません。

一度やりだすとキリがない作業ですから、自分のなかでの「いい加減」を決めておくのも重要です。もちろん良い悪いが分からないと加減もできませんから、本を読んだり、ネットで調べたり、誰かに聞いたりして、己が詰められないように、先手を打って勉強しておくことを強くお勧めします。

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