5. 「最悪な状況」と「ストレスの原因」とを比較する
誰かが放った一言で「驚くほど肩の荷が下りた」または「ホッとした」という経験が一度はあると思います。これを自分ひとりでキャッチ・アンド・リリースできるのが「格言」であったり「座右の銘」であったりします。例えば、人生で最も恐れていることや最悪な状況と比較してみると、意外と「ああ、まだマシだな」「大したことないな」という、ある意味前向きにストレスと向き合えるようになったりします。ちなみに私は「人はそうそう死なない」という言葉を思い出すと強く乗り越えることができます。気のせいでないことを祈ります。
このような格言まがいのものを、個人的に「言葉の鎮痛薬」と言っています。まあそれだけですが。せめてひとつくらいは格言めいた何かを見つけてみてもいいかもしれません。
さて、ご紹介した内容にほぼ共通するのは『考え方』や『やり方』をちょっと変えてみること。そしてしっかりと“ストレス”と向き合うことです。ストレスを完全に無くすことは、残念ながら無理ですので、そのストレスとうまく手を取り合い、付き合っていく努力を惜しまないことがポイントです。