誰かと喋らなくても気不味くないし、意外と楽しい
「黙って飲んでいると気不味いのではないか?」というのもよく聞かれるワードですが、別にぜんぜん気不味くありません。大丈夫です。試しにバーに出かけてカウンターに座って、並びを見てみてください。ひとりで来ている人で、店員さんや横の人と喋っている人の方が少ないはずです。
もし、誰にも相手にされず喋り続けている人が居た場合、それは出禁一歩手前の酩酊状態にあるギリギリ人の形をした何かか、もしくは精神的にヤバい人ですので、そっと距離をおきましょう。
ひとり飲みの楽しみ方は、一緒の空間に居る人や、お店に迷惑をかけなければ人それぞれでOKです。お酒の味を楽しむも良し、流れている音楽を楽しむも良し、人間観察を楽しむも良しです。あ、携帯電話はいじりすぎない方が良いと思います。あと、椅子やカウンターにバッグや買い物袋を置くのもやめましょう。
また、漏れ聞こえてくる酔っぱらいたちの会話を盗み聞きするのもおすすめです。飲みながら部下に説教しまくる上司、一生懸命連れの女性を口説いている男性、昔話を延々と続けるおっさんなどなど、聞いてる当人は大変でしょうが、傍から聞いていると、どうしてこれが味わい深かったりするのです。