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話題の『〆切本』を読んだ私が考えたこと

ほっしー ほっしー


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〆切は、とにかく守れ

しかしながら、この本には、少数派ではありますがしっかり〆切を守る作家も登場します。

「印刷所のおじさんというのは誰かの原稿が遅れたりすると徹夜をして活字を拾わなければいけない。気の毒である。印刷屋の植字工の家では奥さんがテーブルに夕食を並べてお父さんの帰りを待っているのかもしれないのである」
「この随筆の締切り日まであと20日ほどあるが、私は、「早くてすみませんが・・・」と添え書きして、明日にでも郵送するつもりでいる」

引用:『〆切本』より

守ろう、〆切。かの大作家がこうしてきちんと周りの人たちのことも想像して〆切を守っているのを知ると、そう思わざるを得ません。私なんぞのよく分からないライター・デザイナーが〆切を守れないのはただの出来損ないで、「〆切が迫らないとやる気がでない」などど言っている場合ではないのです。守れ、〆切を。仕事をしろ。そうでないといつ首を切られてもおかしくないのです。

「人生は〆切だ」とはよく言ったもので、やはり何かをするには短すぎるし、何もしないのではただただ退屈なのです。だから人々は働くし、こうしてわたしはポチポチと会社でキーボードを叩いているわけです。わたしの場合、もう少し急いだほうがいいような気がしてきたので、もう少しスピードアップしていこうかな、と思います。『〆切本』、ぜひお手にとってみてくださいね。

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