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子供は見ちゃダメ! Facebookから削除された画像に学ぶ「エロ」の定義

ユーコ・ノラ ユーコ・ノラ


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“アソコ”にモザイクかけちゃったよHuluさん!

オリジナルではモザイク処理など一切無かったこの作品。日本で配信されたとき、すでに股間付近にはすべてモザイク処理が施されてありました。これによって、途端に裸体が「いやらしいもの」に見えてしょうがなくなるのです。そのまま女性も男性も生まれたままの状態を垂れ流しにしてくれたほうが、純粋にこの作品を楽しめたはずなのに。

局部のみにモザイクをかけてしまうと、逆にそっちに意識が集中してしまうという苦しみに打ち勝たなければいけません。エロにフォーカスするつもりが無かったのに、余計に意識してしまうという本末転倒。つらいです。

まとめ

Facebookの件に限らずネット等の情報量が増えれば増えるほど、多様な概念や思想、宗教に身を置く人々へのフォローに回る必要性はある程度理解できますが、このモザイクに関しては今一度考えるべきではないのかなあと思います。

ことさら日本には『春画』というひとつの芸術が受け入れられていた(いる)にも関わらず、作品の一部をモザイクで隠してしまうあたり、若干の矛盾を感じずにはいられません。

ということで、現代においての「エロ」の定義とはすなわち、内容うんぬんではなく、普段隠されているべき体の一部がモロに公になってしまった場合に、それを「エロだ」「ポルノだ」と判断されてしまうようです。

受け手でいる以上「エロ」として与えられた写真や映像は、あくまで「エロ」として脳みそにインプットされてしまいますが、今一度、それが本当にそうなのかを自分自身で考えてみる機会を作ってみてはいかがでしょうか。

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