デザインに関連した単語・用語・言葉の類を分かりやすく説明するべく、ちょっとした辞書のような体裁を用いて一覧にしてみようというこの企画。前回は「さ行」でした。今までの一覧はこちら。
【使えそうで使えない】デザイナー用語辞典「あ」行
【使えそうで使えない】デザイナー用語辞典「か」行
【使えそうで使えない】デザイナー用語辞典「さ」行
「あ」「か」「さ」「た」と来まして、そろそろ五合目です。今回も使えそうでまったく使えない、ほぼ嘘八百のデザイナー用語ですが、お楽しみいただければ幸いです。
【使えそうで使えない】デザイナー用語辞典「た」行
タータン(tartan)
(1)昭和臭漂う飲食店のテーブルで、ビニール越しに敷かれているアレのこと
(2)上手く作成するのに意外とセンスが必要な模様のこと
タイポグラフィ(typography)
印刷物などにおける文字の書体や大きさ、行・文字間隔、レイアウトなどのデザイン処理のこと。非常に奥が深く、また中毒性も高い
裁ち落とし(bleed)
知り合いや取引先から「家のプリンタで印刷したらどうしても白枠が出るんだけどどうにかしてくれ」と言われたときの説明に使用する言葉
タペストリー(tapestry)
(1)室内装飾用に制作された織物の一種。日本の
(2)キャロル・キングが1971年にリリースしたアルバムの名称。作業用BGMに最適。ちなみに邦題は「つづれおり」である
ダイナフォント(DynaFont)
フォント界のセガサターン
ダダイスム(Dadaïsme)
1910年代に起こった芸術運動・思想のことなのだが「ダダとは何か」を問うことは非ダダ的であるため詳述は避ける。日本では辻潤や三面怪人ダダが有名
ダミー(dummy)
まだ決定していない箇所に適当な文字や写真を流し込むこと。デザイナーはダミーだと伝えているのに「写真が気に入らない」との連絡に悩まされる
断裁(cutting)
減額されたギャラのために、以前作成した見積書や請求書を断裁機で切る作業のこと