ホストになるためには？
もちろん、ホストになることも可能です。日本ではまだ民泊特区内に限って許可制にはなりますが、自分が住んでいる部屋の一部や、使っていない部屋を他人に貸し出すことが出来ます。
1. ホストとしてリスティングを掲載する
部屋の掲載ページを「リスティング」と言います。貸し出す部屋の「基本情報（場所・アメニティ等）」「PR（写真・概要・タイトル）」「予約受付（料金・予約可能日）」など情報を埋めリスティングを完成させます。
はじめはレビューがないので予約が集まりにくい状況です。自分が貸し出す部屋のエリア最安値で出して注目を集め予約を獲得しましょう。レビューが5件ほど溜まってきたら通常価格に戻します。日本では4月、7月、8月、10月、11月、12月が繁忙期と言われていますのでその時期を狙ってオープンするのも賢いやり方です。
また、清掃やゲストとのやりとりを業者に任せる場合は業者の手数料、作業内容をしっかりと確認してください。売上の20%を支払っているのに大したサービスを提供してくれない代行業者、清掃を素人に任せているためゲストからクレームが入る場合もあります。一方で月々数万円の固定費でメッセージのやりとりを代行してくれる業者や、トラブル時の現地対応までやってくれる清掃業者などもあります。インターネットの口コミや民泊をやっている人に話を聞きながら満足いくまで業者を選定することをおすすめします。
2. ゲストを泊める
チェックインまでは、ゲストとのやりとりなどの他に、部屋の清掃、アメニティの準備、当日の鍵の受け渡しなどさまざまな作業が必要となります。外国人が泊まることが多いので、英語の案内板を作っておくことも必要です。
Airbnbには決まったホストの形というものはありません。観光地を案内したり、一緒に食事を楽しむ場合もあれば、干渉を一切しないというやり方もあります。ゲストの要望をもとにアレンジしながら、オリジナルのホストを目指してください。
3. ホストに掛かる費用
部屋に備えるアメニティ、電気代などはもちろんホストが支払います。また、予約が確定する都度、ゲストからの支払いのうち数パーセント（3〜5%）がAirbnbのサービス料として引き抜かれます。また地域によっては宿泊税などの税金などが掛かる場合もありますので、事前にしっかりと調べておくことをおすすめします。
4. めざせ！ スーパーホスト！
ゲストの信頼も得られ、検索結果の上位にも出やすくするためにはスーパーホストになる必要があります。スーパーホストの条件は、宿泊実績が10日以上、やりとりの遂行率が100%、メッセージや質問の返答率が90%以上、ゲストからの評価の5つ星獲得率が80%以上など厳しいハードルがありますが、3ヶ月ごとに過去1年の実績をもとに行われる審査に合格すれば、面白いように予約が入ります。ホストをやるからにはぜひスーパーホストを目指して下さい。
