社会の底辺に属する私は、フリーランスとしてほぼ一日中家に籠り、コンピューターに向かい独り言をつぶやく日々が常である。そして日頃の不満は溜まりに溜まる一方である。
何かを吐き散らしたい。ただただ吐き散らしたい。
得に不満が無くとも、むしろ不満を捏造してでも尚、何かを吐き捨てたいのである。もはや社会人として終わっている。そんなことはどうでもいい、なんとでも言ってくれ。
そんな中、モーレツに許せないことがある。それは、日頃より共に仕事をしている営業Aという男が関係している。
社会に出て働いてたって、そりゃあ一人の人間。テンションが高い日もあれば低い日もあるだろう。ましてや自分より立場の弱い(と本人たちは思っているであろう)下請けの人間に対してであればなおさら、日頃のうっぷんを吐き散らしてしまう時もまたあるだろう。
ということで今回は、毎回私の「許せないスイッチ」をONにしてくれる、営業Aの話をしたいと思う。