デザインに関連した単語・用語・言葉の類を分かりやすく説明するべく、ちょっとした辞書のような体裁を用いて一覧にしてみようというこの企画。前回は「あ行」でした。
そんなわけで、前口上もそこそこに、使えそうで使えないデザイナー用語辞典「か」行をお送りいたします。
【明日から使えない】デザイナー用語辞典「か」行
カーニング(kerning)
(1)作業のシビアさに反比例してまったく評価されない奴隷労働
(2)「電車の中吊り広告の文字間隔が気持ち悪い」と言って制作者が居ないところで詰める人のこと
解像度(resolution)
一般的に高い・低いで表される。高解像度はエ〇画像のことであり、低解像度はクライアントから送られてくる素材のことである
覚悟(preparedness)
デザイナーとスタンド使いに特に必要な精神
拡張子(extension)
クライアントから送られてくるファイル名のなかで唯一文字化けしていない文字列のこと
活版印刷(letterpress printing)
今では珍しがられるハッタリが効く名刺を作るのに最適な印刷手法
紙(paper)
印刷されるデザインの出口
カラー(color)
非常に不便な定義。その定義は主に決裁者によって決定される
カリグラフィー(calligraphy)
文字を美しく見せるための手法。かつてスティーブ・ジョブズが不正規な方法で学んでいたが、その罪は彼が社会に及ぼした後の功績により美談に仕立てあげられた
簡単でいいんで
もっとも理不尽かつ難しい注文
カンプ
完成間近に先方の心変わりを引き起こす、魔法のような見本