5. どうしても我慢できないときは扇風機をフル活用
今までご紹介した方法をフル活用しても、猛暑日ともなるとさすがに生命に危険を及ぼします。最近では室内での熱中症なんかもニュースで取り上げられていますので、そんなときは無理をしないで冷房を使いましょう。
ただし! 使い方にもコツがあります。環境省が推進しているクールビズでも、オフィス内のエアコンの設定温度は28度が良いとされていますが、しばらく付けていると弱く感じてしまう微妙な温度です。そんな時はぜひ扇風機を併用しましょう。
冷房と併用するのは空気を循環させるサーキュレーターで、冷気を拡散するのが薦められているようですが、個人的には扇風機の方が安く売られていますしこちらで十分だと思います。「エアコンの風が弱いな~」と思ったら温度を下げるのではなく扇風機を付ければ、28度設定のままでもかなり涼しいです。また、扇風機はクリップのついた小型のものもありますので、デスクの出っ張った部分に取り付ければ暑がりの男性でも快適にオフィスで過ごせますよ。
余談ですが、私が以前働いていた職場に、夏は冷房の温度を上げ、冬は暖房の温度を下げるエアコン嫌いの困ったおば・・・お姉様がいらっしゃいまして・・・。夏に、あまりに暑かったためついにクリップ付きミニ扇風機を導入したのですが、それまで我慢していたのがバカバカしくなるほどの快適さでした。お姉様の目の前の机でしたけど。
エコが騒がれている時代、暑がりの人は生き辛い世の中ではありますが、自然の力、昔ながらの知恵などをフル活用しながら暑い夏を乗り切っていきましょう!