2. アロマを利用する
最近ではアロマを利用した虫よけなどが多く発売されていますが、涼しくなれるアロマも存在しています!
涼しくなる成分の肝は“メントール”。スースーするタイプのリップクリームやミント味のガムなどにも配合されている成分で、アロマオイルで言うとスペアミント・ペパーミントなどのミント系やハッカ油などに多く含まれています。ある実験では匂いを嗅ぐだけで体感温度が4度も下がったと言われるほど清涼効果があり、とても爽快感のある香りです。
香りを利用するなら普通にアロマポット等で香らせても良いのですが、簡単にティッシュに1~2滴たらして机の上に放っておくだけでも結構匂いが立ち上りますし、我が家では適当な布を細長く切って扇風機に括り付けたものにペパーミントのアロマオイルを垂らして利用しています。
なぜか持っていた若草色の布の切れ端
また、アロマオイルを薄めてスプレーにするとかなりスースーして真夏も快適! レシピはこちら。
- 精製水orミネラルウォーター 45ml
- 無水エタノールorウォッカ 5ml
- ミント系のアロマオイルorハッカ油 10滴(1%濃度)
【作り方】
- 無水エタノールまたはウォッカを直接ボトルに入れ、精油(アロマオイル)を垂らす
- 精製水またはミネラルウォーターを入れて振る
超簡単。ただしアロマオイルは水と混ざりにくいので、入れる順番は「エタノール → 水」です。無水エタノールはドラッグストアに売っていますが、500mlというかなり大きなものしかないパターンが多いので、スプレー以外に使わない場合はネットで購入すると良いと思います。
利用法としてはそのまま身体にスプレーするだけ。ですがあら不思議! めっちゃスースーして涼しい! 我が家は寝室にクーラーがないという最悪の環境なんですが、扇風機+ミントスプレーを導入してからはかなり快適になりました。気化熱もさることながら、メントールの強烈な清涼効果でスプレーが蒸発した後でもしばらくスースーします。中には原液を身体に塗り付ける猛者もいるそうですが、涼しくなりすぎて逆に極寒を味わう羽目になるほどですので、そんな面白い悲惨な事態にならないよう濃度は守ってくださいね。