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小説のヒロインに学ぶ飛躍的に女子力をアップさせる方法

大住 奈保子 大住 奈保子


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ワガママ言うなら徹底したほうがいい

約束をしても気分次第ですっぽかす、今日好きだと言っていても、明日彼女の心がどこにあるかはわからない――。

そんな超ワガママでマイペースな女子が、『夏子の冒険』の主人公である夏子。美人でモテモテの夏子は、大学の助手から社長の御曹司までいろいろな男性から言い寄られるけれど、どの人も退屈だと感じるように。ついには世間というものに愛想を尽かし、出家して修道院に入ることを決意します。

そんな彼女が修道院入り前日に出会ったのが、暗い過去を抱えた青年・井田毅。瞳が情熱的だという理由で毅にほれ込んだ夏子は、修道院入りを取りやめて彼についていくことに。

最初は夏子に興味がなく、どちらかというと引き気味だった毅が、数十ページもするとすっかり彼女の虜。夏子に好意を寄せる男が現れれば嫉妬し、どんな理不尽なお願いをされても聞き入れるまでになってしまうんです。

そんな感じで1冊を通して夏子のワガママぶりが描かれるこの作品ですが、読みながら思ったのは、ワガママも徹底すれば許されるんだなということ。でもホントのホントに、徹底しないとダメ。中途半端だととたんに計算くささが感じられてしまいます。

「このワガママを受け止めて、彼女を喜ばせられるのは自分だけ」
「マイペースだけど、それは彼女が純粋でまっすぐだからなんだ」
こう思わせたら、もうこっちのもの。どんな男子も自発的に、望みを叶えてくれるでしょう。

・・・とひと通り研究した後、いざ実践すべしと飲み会で緑と夏子のマネをしてみたところ、男子だちの感想は「なんか不自然だよ」「いつものお前じゃない」「怖い」。でも、やる人がやれば効果あるはずと信じてます。成功談、お待ちしてます。

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