ネットワークビジネスは、別名『マルチレベルマーケティング(MLM)』と呼ばれ、日本では「連鎖販売取引」「マルチ商法」と呼ばれています。日本ではテレビやドラマによってマルチ商法=違法という印象を植え付けられてしまっているため、誰もみな声高らかに「マルチやってます」と言えない風潮にも頷けます。
なぜ敬遠されるのか
ネットワークビジネスをいわゆる『ねずみ講』と混同する人も少なくはないようですが、『ネットワークビジネス』と『ねずみ講』には明確に差があります。簡単に説明すると合法か違法かということです。ねずみ講はトップにいる人間の収入に上限がない、しかしネットワークビジネスにおいては収入に上限があります。さらにネットワークビジネスは、れっきとしたひとつのビジネスモデルであり、理論上は『合法』なんですね。
私の友人数人もこのネットワークビジネスをしており、私も実際に集会やパーティなどに参加したことがありますが、その異様な空気と盛り上がりで集会の趣旨に気づき、その場に連れてきた友人に対する嫌悪感で満たされた経験があります。
つまり敬遠してしまう理由とは・・・
「友人に金儲けのターゲットにされる」
ということです。
素人からすれば、それがねずみ講だろうとネットワークビジネスだろうと、合法だろうと違法だろうとどうでもいいわけです。その友人の背後に「おカネ」が見え隠れした途端に引いてしまうのです。しかし私たちも詳細を知らずして、名前や雰囲気だけで敬遠しているという事実もまたあります。これはおそらくメディアの仕業でしょう。